映像では伝わらないもの・・・

tarboh

2011年04月03日 23:57

東日本大地震の状況は、映像で伝わる。
それでも、放送倫理に触れない映像・・・

これから書くことは、被災地に行って帰って来た人から聞いた話です。
震災から3週間経過し、石巻に行ってきた方は街の状況は、テレビで見るより悲惨な状況だそうです。
特にひどいのは、街の臭いだそうです。
テレビでは、臭いは絶対に伝わらない。
何がひどいかと言うと、生臭い腐敗臭だそうです。
津波で潮をかぶり、海産物・家庭で食料などいろいろなものが腐敗し始めているそうです。
とにかく早くガレキの処理をしないと衛生上問題があるそうです。
ただ、被災した方々はこの世に生かされた意味を前向きに捉え、明るく振舞っているそうです。
そんなことをお客さんから聞きました。

また、被災し身内が東京に居るのでとりあえず非難してきたかた。
福島の原発で、帰ることが出来ず見通しがつかない家族。
そして、車で津波に合い九死に一生を得た人
目のまで人が流され、自分の命を守るのに必死で「助けて!!」の声を聞いても何も出来なかったと・・・
今もその方の声や状況が脳裏に浮かんでくるそうです。
その方は、近く自宅の石巻に帰るそうです。
うちで購入に支払ったお金、潮で濡れた時印刷物のインクが移行したしまったと言って1万円札
話聞いていて涙出てきました。

被災地は映像で見る以上に、壮絶な状況のようです。
復興も大切ですが、被災された方々の心のケアが大切だと感じました。
また、ボランティアで災害地に行っている方のショックも大きいかと思います。

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